最近、「カラスの教科書」(松原始 著)を読んだばかりだったため、街中でカラスを目を向ける習慣がついていた。
通勤途中にカラスが電線に仲良く2羽とまっており、夫婦だなと感じた(日中は夫婦で縄張りを守り、夜は移動するするそうです)。近くの電柱に目を移すと、小枝で囲われた巣が見えた。
危険だ! 子育て中のカラスは威嚇してくるのかと思ったが、鳴かれもしないので不思議だった。
翌朝通勤途中の私の頭上高く、4羽のカラスが並んで飛んで行た。家族でなければ3羽以上で仲良く飛んでいることは日中ではないはずだ。
振り返ってよく見ると、小枝で覆われた巣は完全になくなっており、そういえば5−6月が巣立ちの季節だと本に書いてあったのを思い出し、子供カラスが巣立ちしていたので巣を見上げても威嚇されなかったことに初めて気づいた。