日系ブラジル人サッカー解説者のお話です。日本では部活動は身近なものですが、世界的にみると部活動とは非常に珍しく、ブラジルにはないそうです。
話の要点としては、部活動はスポーツを教育の一部として組み込むため、まず遊びがなくなること。監督と選手の関係が先生と生徒の関係になり、教える側と教えられる側に分かれ、生徒たちは一方的に従うだけで、逆らうことができなること。そういった環境に居続けるために自発性がなくなるのではないかという話でした。
部活動で身体が鍛えられ・社会性が身につくため、部活動は教育として有効だと思っていましたが、日本の部活動の弊害がJリーグの試合にもあるかもしれませんね。試合前に監督から戦術指導があると、状況に合わなくてもピッチ上で選手たちが状況を打破することができないということになりやすいのはこのためでしょうか?考えさせられますね。